『創世のタイガ』森恒二
(あらすじ)大学生7人がタイムスリップして原始時代に行ってしまう話。混乱しながらも、みんなで知恵を出し合って、必死で生き延びるサバイバルもの。

ハラハラする~。
でも太古の大きい動物、私も見てみたいな~。
でも太古の大きい動物、私も見てみたいな~。
(ネタバレ感想)
主人公のタイガは現実社会では何にも熱中できずに、ぼんやり生きてる感じなんだけど、原始時代に行ったら一番適応してて、狩りしたり戦ったりして「生きる実感」をヒシヒシ感じてる・・っていうのが面白いなーと思った。
そういうことあるかもね。。現代だったら仕事とか何やっていいか分からない・・ってなるけど、原始時代なら今日の寝床探すのに忙しくて、迷ってるヒマなんかないもんね。。
やることがクリアというか。とにかく生き延びる、食べる、寝る、みたいな。
あと大昔のでっかい動物が出てくるのコワいけど、自分も見てみたいな~って思った。遠くの方からこっそりと・・。
7巻ぐらいから人間ドラマも深くなってきてグッと面白くなった感じ。。
「やりたいこと探す」とかじゃなくて「できること探してやろう」っていうのが耳が痛かった。
「やりたいこと探し」してる自分には下手な自己啓発書より響いたよね~。。「そうだ。今できることやろう」って思ったわ。
7人もキャラがいたらそれぞれタイプがあるのが面白い。
受け入れられないような非常事態のとき、自分だったらどうするだろうな~とか、自分はどのタイプだろうな~とか思いながら読んだりして。
『創世のタイガ』
・ドキドキハラハラが楽しめる
・自分だったらどうするかな~どのタイプかな~っていうのも考える
・原始時代の歴史の勉強になる
250510
2025/3/28
コミック13巻発売