【感想】マンガ『寿々木(スズキ)君のていねいな生活』ギャップがかわいい。癒される~。

『寿々木君のていねいな生活』ふじもとゆうき

ほんわかスズキ君に癒やされる~。。

「このマンガがすごい!」にも選ばれてたから読んでみたらおもしろくて、すぐ続きの2巻も買っちゃいました。

見た目はコワモテな高校生の男の子が、実は中身はすごく乙女で、ていねいな暮らしが好きっていうお話です。

スズキ君がとにかく乙女でカワイイ。。癒されます。。日々の暮らしをていねいに送ってて、私もこんな風に生きたいな~って思います。。

お菓子作りが趣味でマフィン作ったり、ハーブ育ててたりとか。そのギャップがかわいくておもしろい。

スズキ君のお母さんもいい人で。お母さん自身はズボラだから、息子にそうやって家のことをしてもらえるの、すごい助かる~って感じで。いい関係性だなと。

あとスズキ君は顔がコワイから笑顔もコワイって言われるんだけど、お母さんは「私は好きなんだけどね」とか言ってあげるとことか。いい家族だな~って。

 

ただこのスズキ君、中学生のときは、「男のくせに変なやつ」みたいな感じで、まあ、まあ、よくある感じの、ちょっといじめみたいになってたんだけど、高校に入ってからは、そのスズキ君のギャップを、「いいじゃん」って楽しんでくれるクラスメートに出会えて。

ああ、やっといい感じの、そのままの自分で高校生活を送っていけそう・・っていう流れになってます。どうかそのままで~と願う。。

あと、幼稚園の先生で、見た目がすごい女の人らしい~先生が出てくるんだけど、こっちもギャップ有りで、家では焼酎めっちゃ飲みながら、戦闘ゲームとかすんごいやってるという。それもフフッと笑っちゃう。

何か・・これはドラマ化されそうだな。。そしたら人気出そう。。

まとめ
『寿々木君のていねいな生活』を読むと
・とにかくすずき君に癒される。。
・私もていねいな生活送りたい・・って思う
・ハイスクール青春ライフがまぶしい

250610

 

 

【感想】マンガ『バットゥータ先生のグルメアンナイト』ほのぼの×ちょいビター

『バットゥータ先生のグルメアンナイト』著者:亀 全3巻

ほのぼの旅行記なのかと思いきや、ピリッとネガティブな側面もありで面白かった~。

法学者のバットゥータ先生と奴隷の少女リタが旅をしながら、いろんな人に会ったり、時にはトラブルにあったり、そのたびに2人はいろんなことを思うっていうような話です。

『天幕のジャードゥーガル』の著者トマトスープさんが推してたので読んでみたら、いや、そりゃ間違いないわ、てな感じでおもしろかったです。

14世紀の旅行家イブン・バットゥータの『三大陸周遊記』を元にした、グルメあり、イスラム文化ありの旅マンガって感じですね。

まずバットゥータ先生が終始かわいい。何か好きでした。

それで、ゆるほのぼの旅マンガなのかな~と思いきや、たまにネガティブな感じにピリッと踏み込んでる部分もあって、、奴隷とか考え方とか、、「おっ、これは」とちょっと身を乗り出して読んだ感じです。

ビターな苦みを、ほんわか甘みでコーティングしてるような。

助けた人がいい人だと思ってたのに、あれ、何か急にそんな感じに??みたいな展開とか。奴隷のリタが少しずつ自分のことに対して考え方が変わっていくとか。深おもしろかったです。3巻で終わりだなんて残念。

14Cのイスラム圏のことなんて全然知らない世界だから、へえー、へえー、の連続で興味深く読みました。夜の砂漠のラクダ旅なんて、それこそ子供の頃読んだアラビアンナイトの世界みたい。600年の時を超えて、2人と一緒に旅してる気分になりました。

ちょうど今世界史の勉強してるから、ウラマーが学者で、マムルークが奴隷兵隊で、とか習った語句が出てきてうれしかったです。

250608

 

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『天幕のジャドゥーガル』感想。13Cモンゴル帝国の話。

【感想】マンガ『メタモルフォーゼの縁側』5巻 物語の最後に向けて切なさが加速していく。。

『メタモルフォーゼの縁側』最終巻5巻

(感想)
すごくよかった。。

切なかった〜。ラストに向けて切なさが加速していって、読みたくない〜、終わりたくない~っていう気持ちになった。

雪さん〜行かないで〜っ。。っていう気持ちになったよね。。

でも何か大げさじゃなくて、さりげないのがまたよかったなあ。。
ジーンとした。。

全体を通して、雪さんのざっくばらん感がすごく好きだったなあ。。

お菓子ホイって投げたり、「貸した本、もしかしたら表現があまり好きじゃないかもしれないです」ってうららちゃんが説明したら、いろいろ察してOKってサインやるとことか。

あとうららちゃんの、色々考えすぎちゃうとこもよく分かるなあ。。って感じで。。

貸した本いまいちやったかなあ、、とかさ。

実写映画化されるそうで、あ、いいかも〜。この物語は実写化向いてそう。
見に行こー。

 

あと、読み終わって、タイトルがめちゃいいことに気付く。。

「メタモルフォーゼ」はうららちゃんの変容でもあり、雪さんの変化でもあり。全ての人が変わっていくことを表してるようにも思う。

それに「縁側」っていうのが、ほっこり雪さんぽい。2人がゆっくりリラックスできる場所。そこで楽しそうに話してるイメージ。。

物語が終わってから気付くこのタイトルの秀逸さよ。。

210113

 

【感想】マンガ『コアソビー』ほのぼのかわいい。

『コアソビー』おおひなたごう

「コアソビー」は「子遊びー」のことで作者が小学生低学年?くらいの息子エイゴウ君と遊ぶマンガ。

今回は宝探しをやってノリノリのエイゴウ君。

で、お父さんもノってきて紙袋をかぶって魔人の役をやったら、エイゴウ君はマジでちょっと怖くなってきちゃった・・というw

なんともほのぼのー、かつ、かわいおもろい話でした。

120203