【感想】マンガ『夢なし先生の進路指導』 いろんな業界のリアルにヒリヒリする。。

マンガ『夢なし先生の進路指導』笠原真樹

夢のどん底から生徒を救い出す、革新の教師物語![公式]

(感想)声優、アイドル、将棋、いろんな業界の裏事情とリアルがヒリヒリする~。面白い。。

この先生、一見ドリームクラッシャーに見えるけど、本当はめちゃくちゃいい先生なんだよな~。。

キラキラした業界とそれに憧れる夢見る若者を、先生は片っ端から「現実」という🔨金槌でぶっ潰していく。

それでも生徒たちは先生の言うことを聞かずに夢を追ってしまうんだよね。。まあ、若いときはそうか。でも結果は。。っていう感じで話が進んでいく。

若い時には失敗する未来は見えない。成功する方しか見えない。

いや、若くなくてもそうか。例えば投資とかでも自分は成功する側にいると思うもんな。。

そしてほとんどの人が成功をつかめずに終わっていく。

それでも挑戦してみたいと思うのが人間なのかな~。。

人って反対されたら「そしたら、絶対にやってやらあ!」的に余計に燃え上がるみたいなとこもあるからな~。。

 

250519


 

2024/10/30 コミック4巻 発売
帯コメントはビートたけし氏。

 

 

【ネタバレ感想】マンガ『チェーザレ』 美しく重厚な物語だった。。

マンガ『チェーザレ~破壊の創造者』惣領冬実(そうりょうふゆみ)

レオナルド・ダ・ヴィンチが惹かれ、マキァヴェッリが理想とした伝説の英雄、チェーザレ・ボルジアの物語[公式]

(ネタバレ感想)
美しく、重厚な物語だったな。。
全体的にゆったりと時間が流れていた。

大海原を行く、優雅な船旅のような。。
美しく、荘厳な音楽を聴いているような。。

キャラはミゲルが好きだったな。
キリッとした切れ長の目がいい。カッコイイ。性格もクールで何か好きだったわ。

チェーザレとの関係性も好き。主君を守る最高の家臣で。

憎まれ口叩くけど、それはチェーザレが望むからやってるだけって言ってたし、心ではめちゃ忠誠心というか、ちゃんと心から仕える感じなんだろなというのもあって。

ミゲル自身、チェーザレから離れられないとも言ってたし、、2人の間柄が好きだった。

チェーザレがミゲルに黙って一人で敵と対峙しにいったときに、ミゲルはすごく怒った。

あれは「自分たちのことも考えてくれ」みたいに言葉の上では言ってたけど、本当は「心配した!!もうううう!!!」が怒りに変換されたんだと思う。

チェーザレがミゲルに「自分にはうやうやしくせずフランクに接してくれ」みたいに言ったのは、読んでる時は、チェーザレはただ堅苦しいのがキライなのかなと思ってたけど・・今思うと本当はミゲルと友達になりたかったんじゃないのかなと。

けど立場上それは難しい。だからせめて表面上だけでも友達みたいにフランクに接してほしいって望んだのかな、なんて。もしそうだとすると切ないな。。うう。。

そうだわ。ミサのあと、そうだったもんな。聖職者になるからミゲルとも今まで通りってわけにはいかなくなるっていうとき、すごく寂しそうだった…。あのシーンはすごく印象的ですごく心に残ってる。

うう。チェーザレの心の内を思うと辛くなってきた。。

お祭りもすごく楽しそうだったし。。チェーザレが強く明るくするほど、どこか切なく感じる。。

 

アンジェロはずっと優しくて癒やしだった。しかもそんなアンジェロがズバッと核心を突くようなことを言うのが好きだったなー。

 

歴史が学べるのもめっちゃよかった。

ルネサンス時代のイタリア、中世から近世へ移り変わるヨーロッパの空気感、息吹みたいなものを感じた。

ダヴィンチとかコロンブスとか世界史的に有名な人がいっぱい出てきて、あ、そっか、この人たち同時代か〜とか。

あとイタリアの地名とか、位置関係がだいたい分かったのもいい感じ。

フィレンツェとピサは近くて、ピサは海の方にあるんだな~とか。そっか、ローマはもうちょい下で、ナポリは南かとか。だいぶ頭に入った。

何度も読み返したい作品に出会えてうれしい。

 

250518

 

 

【感想】マンガ『天幕のジャードゥーガル』歴史、文化、いろいろ知れて深面白い~。。

マンガ『天幕のジャードゥーガル』著:トマトスープ

(あらすじ)13世紀モンゴル帝国。イランから奴隷としてモンゴルに連れてこられた少女が知性や教養を使って生き抜いていく話。「ジャードゥーガル」は「魔女」の意味。

モンゴル帝国の歴史、文化、いろいろ知れて深面白い~

(感想)
いやあ、面白い。。ちょうど今世界史を勉強してて、モンゴル帝国もやったところだから、その時代のことたくさん知ることができて楽しい。

当時のイスラム文化とかモンゴル帝国のこととか、歴史のことがたくさん描かれてるから勉強になる~。

物語としては争いもあるから悲しいこともあるし、シリアスな場面もあるんだけど、、その中でこの少女がどうなっていくのかな~・・と興味をそそられる。

絵柄はカワイイ独特な感じ。

あと、ちょいちょいセリフが今っぽかったり、センスあるな~って感じでフフッと笑えるところも。

 

主人公の少女ステラの「何で勉強するのか」っていう問いに対して、ムハンマドぼっちゃんの答えが秀逸だな~と思った。

そこを読んだときに、「あ、このマンガ読み続けよ」って思ったんだよね。

250509

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2025/5
コミック 5巻発売

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<関連記事>
著者のトマトスープ先生が推している「バットゥータ先生のグルメ・・」も面白かった~。

 

 

【感想】マンガ『かしましめし』ミネストローネみそラーメン、めちゃおいしそう・・

『かしましめし』おかざき真里

ご飯が毎回おいしそ過ぎる~。。
私もこの家飲み参加したい。。

(感想)
とにかく料理が美味しそう~。。
ハフハフ言いながら、おいしそうに食べる3人の表情がいいっ。

レシピしっかり載ってるから作ってみたいなあと思う。

1巻の最後の、ミネストローネにみそ入れてラーメン作るやつがめっちゃ気になる~。。食べてみたい~。

3人それぞれの状況のストーリーもいい。仕事に恋愛にうまく行かないことっていろいろあるよね〜。。と。

異動になった新部署がいいと思う。
実際には、あんなにハッキリ言えないけど。
言えたらどんなにか、いいだろねー。

250515

【感想】マンガ『バットゥータ先生のグルメアンナイト』ほのぼのかと思いきや結構ビター。

『バットゥータ先生のグルメアンナイト』著者:亀
全3巻

(あらすじ)
14Cモロッコの法学者イヴン=バットゥータ先生が奴隷のリタと世界を旅する話。旅先でいろんな人に会ったりトラブルにあったり、そのたびに2人はいろんなことを思う。

ほのぼの旅行記なのかと思いきや、ピリッとネガティブな側面もあり。面白かった~。

(感想)
このマンガは『天幕のジャードゥーガル』に挟まってた広告で知って、トマトスープさんが推してたので読んでみたら、いや、そりゃ間違いない、おもしろかった。

まずバットゥータ先生が終始かわいい。

それで、ゆるっとほのぼの旅マンガなのかな~と思いきや、たまにネガティブな感じにピリッと踏み込んでる部分もあって、、奴隷とか考え方とか、、「おっ、これは」とちょっと身を乗り出して読んだ感じ。

そうか。ビターな苦みを、ゆるかわの甘みでコーティングしてたのね。

いい人だと思ってたのに、あれ、何か急にそんな感じに??みたいな展開とか。

深おもしろかった。3巻で終わりだなんて残念。

14Cのイスラム圏のことなんて全然知らない世界だから、へえー、へえー、の連続で興味深かった。夜の砂漠のラクダ旅なんて、それこそ子供の頃読んだアラビアンナイトの世界みたい。

600年の時を超えて、2人と一緒に旅してる気分になった。

ちょうど今世界史の勉強してるから、ウラマーが学者で、マムルークが奴隷兵隊で、っていう語句が出てきてうれしかった。「おー、こないだやったとこだ〜」みたいな。

・イスラム歴史知れて楽しい
・バットゥータ先生がかわいい。
・人間ドラマも深おもしろかった。

250514

【ネタバレ感想】マンガ『ゴールデンゴールド』今一番続きが読みたいマンガ。。

『ゴールデンゴールド』1~9巻(休載中)堀尾省太(ほりおせいた)

(あらすじ)
サスペンス、ファンタジー、小さな恋のメロディ、ビジネス、投資、カネ、欲望、瀬戸内海の島、発展、がごちゃまぜみたいなマンガ。

得体の知れない謎の生命体「フクノカミ」と、「フクノカミ」の力により翻弄される田舎の人々の異変を描いたサスペンス漫画。(Wiki)

おばあちゃんが商売をどんどん大きくしていくのが痛快!けど、ちょっと不安~。。

(ネタバレ感想)
私このマンガすっ・・ごく好きなんだけど、残念ながら休載中で(2025年5月現在)、いつ再開されるかも分からないとのこと。。(でも待ってます!)

とりあえず今出てるのはコミック9巻までかな。でもそこまででも、めちゃ内容の濃い、面白いマンガです。

ビジネスとかに興味ある人にはオススメしたい。

ホラー漫画って言われることもあるけど、ホラーではないと思う。そこまでコワくはない。まあ、ちょっとサスペンス感はあるけど。

まず「フクノカミ」がキモかわいいっていうか。最初は得体が知れないけど、何かだんだんカワイイとすら思ってくるという不思議なキャラなんです。

瀬戸内海の寧島(ねいじま)っていう(これは架空の島かな)、が舞台で、この島がフクノカミの力で発展していくんだけど、何か、ずーっとうっすら不穏な感じで。

フクノカミの力は「人の欲望を増幅するモノ」っていう感じなんだよね。だから悪い方にも大きく作用してしまうという。。

 

それから主人公の中学生のルカちゃんと、アニメ好きで朴訥な及川くんの恋、これがとても良い。。この不安な物語の中でこの2人の恋愛パートは癒やされる。。

2人のやり取りとかセリフがリアルというか、恋愛にうとい及川くんの描写がいいな~っていつも思ってます。

 

・おばあちゃんの商売魂が好き
あと私が好きなキャラはルカちゃんのおばあちゃん。

最初は島で小さな雑貨屋さんと民宿をほそぼそやってるんだけど、フクノカミが島に来たことで、どんどん商売がうまく回りだすんだよね。

コンビニ作ったり、民宿も増築したり。みんなで島を盛り上げていこうみたいな動きになったり。

元々商売好きだった部分が増幅されたっていうのもあると思う。

ただ、でもそれって、ホントかな・・?みたいな、何か安心できない感じがずっとあって。

単なるフクノカミの押し上げなだけで、砂上の楼閣みたいな・・いつか全部崩れてしまうんじゃないか、、みたいな不穏な空気感が常につきまとってて。。

それがハラハラしつつ。。

でも一方で島がどんどん発展していくサマは見ていて気持ちいい感じもあり。戦後の日本ってこんなんだったんかなーみたいな。勢いのある感じ。

おばあちゃんが「どんどん大きくしたろかーい」みたいなたくましい感じで、やり手経営者に変貌していくのを見るのは、痛快で気持ちいい。

私はビジネスとかお金の話好きだから。ふふ。

 

・キャラの描写がリアル
他にも女性の作家さんとか、警察の人とか、島で一儲けしようとたくらむ怪しげな人たちとか、色々登場人物が出てくるんだけど、とにかく人間がみんなリアル。

キャラの描写がすごい。「うわ~何かいるな~こういう人~」みたいな感じで、それが楽しい。

それが私がこのマンガに惹かれる理由の一つなのかな~と思ったり。

250513

 

 

【感想】マンガ『寿々木(スズキ)君のていねいな生活』癒される~。ギャップがかわいい。

『寿々木君のていねいな生活』ふじもとゆうき

(あらすじ)
寿々木(スズキ)君っていう高校生の男の子が、見た目はイカツくてコワモテなんだけど、中身は実はすごい乙女で。

ていねいな暮らしが好きで、お菓子作りが趣味でマフィン作ったり、ハーブ育ててたりとか。そのギャップがかわいくておもしろい話。

とにかくほんわかスズキ君に癒やされる~。。

(ネタバレ感想)
「このマンガがすごい!」にも選ばれてたから興味があって読んでみたらおもしろくて、すぐ続きも買っちゃった。

スズキ君がカワイイ。。癒される。。とにかく乙女~。日々の暮らしをていねいに送ってて、私もこんな風に生きたい・・って思わされる。。

よく雑誌とかに載ってる憧れの「素敵な生活」的な。

で、またスズキ君のお母さんもいい人で。お母さんはズボラだから、家事してもらえるのすごい助かる~って感じで。

あとスズキ君は顔がコワイから笑顔もコワイって言われるんだけど、お母さんは「私は好きなんだけどね」とか言ってあげるとことか。いい家族だな~って思う。

昔中学のときは、「男のくせに変なやつ」みたいな感じで、まあ、まあよくある感じの、ちょっといじめみたいになってたんだけど、高校に入ってからは、そのスズキ君のギャップを、「いいじゃん」って楽しんでくれるクラスメートに出会えて。

ああ、やっといい感じの、そのままの自分で高校生活を送っていけそう・・っていう流れになってます。どうかそのままで~と願う。

あと、幼稚園の先生で、見た目がすごい女の人らしい~先生が出てくるんだけど、こっちもギャップ有りで、家では焼酎めっちゃ飲みながら、戦闘ゲームとかすんごいやってるという。それもフフッと笑っちゃう。

何か・・ドラマ化されそうだな。。そしたら人気出そう。。

250511

 

●『寿々木君のていねいな生活』を読むと・・
・とにかくすずき君に癒される。。
・私もていねいな生活送りたい・・って思う
・ハイスクール青春ライフがまぶしい

 

 

【ネタバレ感想】マンガ『創世のタイガ』生きるのに迷わないのはいいのかも。

『創世のタイガ』森恒二

(あらすじ)大学生7人がタイムスリップして原始時代に行ってしまう話。混乱しながらも、みんなで知恵を出し合って、必死で生き延びるサバイバルもの。

ハラハラする~。
でも太古の大きい動物、私も見てみたいな~。

(ネタバレ感想)
主人公のタイガは現実社会では何にも熱中できずに、ぼんやり生きてる感じなんだけど、原始時代に行ったら一番適応してて、狩りしたり戦ったりして「生きる実感」をヒシヒシ感じてる・・っていうのが面白いなーと思った。

そういうことあるかもね。。現代だったら仕事とか何やっていいか分からない・・ってなるけど、原始時代なら今日の寝床探すのに忙しくて、迷ってるヒマなんかないもんね。。

やることがクリアというか。とにかく生き延びる、食べる、寝る、みたいな。

 

あと大昔のでっかい動物が出てくるのコワいけど、自分も見てみたいな~って思った。遠くの方からこっそりと・・。

 

7巻ぐらいから人間ドラマも深くなってきてグッと面白くなった感じ。。

「やりたいこと探す」とかじゃなくて「できること探してやろう」っていうのが耳が痛かった。

「やりたいこと探し」してる自分には下手な自己啓発書より響いたよね~。。「そうだ。今できることやろう」って思ったわ。

7人もキャラがいたらそれぞれタイプがあるのが面白い。

受け入れられないような非常事態のとき、自分だったらどうするだろうな~とか、自分はどのタイプだろうな~とか思いながら読んだりして。

『創世のタイガ』
・ドキドキハラハラが楽しめる
・自分だったらどうするかな~どのタイプかな~っていうのも考える
・原始時代の歴史の勉強になる

250510


2025/3/28
コミック13巻発売

 

 

【ネタバレ感想】マンガ『隣の元カレくん』キュンが苦しい。。

マンガ『隣の元カレくん』著者:ago

(あらすじ)
高校時代大好きだった元カレに、40代で再会。これをトキメキと呼ばずして何と呼ぼう。。

キュンが苦しい。。
早くくっついちゃえよ~。

(ネタバレ感想)
Xの広告でふと読んだらハマった・・。続きが読みたくてポイント課金しました。

いい。。久々に恋愛マンガでトキメキを楽しんでます。。

高校時代に大好きで付き合ってた相手が、遠恋でうまくいかなくなって・・結局は別れることになって。。

そのあと別の人と結婚して娘も生まれたけど、結局離婚して。今はシングルで40代になった。

そんなときに、隣にその大好きだった元カレが引っ越してくるという。。

またこの元カレの稲葉くんがカッコイイんだわーー。

いや、設定はいわゆる少女漫画だと思うんだけど、何か他とは違う良さがこの作品にはあるんだよね。。

何だろうな・・テンポかな。。
笑いも入っててリズムよく読める感じ。

あとセリフのセンスとかかな。。
ついフフって笑っちゃう。

キャラの2人の性格の良さかな。。2人ともかわいいなーと思う。

絵もキレイだし。愛理はカワイイし、稲葉くんカッコイイし。

あとお互いシングルで不倫じゃないから、気持ちよく読めるからかな~。。

40代だったらどうしても浮気、不倫になっちゃうこと多いから、この年代の恋愛モノにしてはめずらしいのかな。

いいじゃん、もう2人をじゃまするものはないから、早く幸せになりなよ~って感じ。

学生時代の思い出のシーンは時代的に懐かしさもあるんだよね。

あと今の40代のシーンは、アラフォーあるあるで笑えるし。

何かかわいい2人だなーって思って応援したくなるんだよね~。

 

『隣の元カレくん』
・キュンで苦しい。。
・久々に恋愛マンガを楽しめた。。
・舞台が北海道で、行きたくなる。。

250509


2025年6月
紙コミック1.2巻同時発売予定

 

【感想】マンガ『私たちが恋する理由』黒澤さんの口元のほくろが色っぽくて気になるんだが。

『私たちが恋する理由』ma2

(あらすじ)
会社員の葵は、職場の黒澤さんが気になる。普段きっちりシゴデキなのに、たまに見せる笑顔のギャップにやられたり。しかも嫌な上司からかばってくれるだなんてうかつに好きになっちゃうが?

ぐぅぅ。。好き。。

(ネタバレ感想)
いやいやいや・・好き…。いいよねー。。リーマン黒澤さん。。普段はテキパキでそんでもってやさしい上司なんて理想~。

嫌な上司からさりげなく守ってくれるとか、そりゃー、グッてなるでしょ。

ふと読んだら、やられたよ。。ドラマにもなってるんだね。だからタイトル聞いたことあったんだわ。

そして何ですか、黒澤さんのあの口元のほくろ。。非常に色っぽいんですけど。

絵もきれいで好きな感じだった~。
葵のショート真似したい。

あと葵が後輩男子の指導係になったけど、教えててもいまいち響かなくて、何か舐められてる気がする~・・っていうのもリアルだったな~。

250508

【ネタバレ感想】マンガ『みいちゃんと山田さん』かわいい絵だけど不穏だぜ。。

『みいちゃんと山田さん』 亜月ねね

(あらすじ)
ダメダメな女の子みいちゃんと、クール女子山田さん。2人は同じキャバクラで働く同僚。山田さんはみいちゃんから目が離せない感じで。。

何か不穏なのに
読む手が止まらない~

(ネタバレ感想)
面白い。。Xで話題になってたけど、単行本になったんだねー。もうすぐ3巻が出るみたい。(2025年6月予定)。

絵柄も変わった。Xのときはもっと走り書きみたいな感じで、それはそれで私は結構好きだったけど。すごくちゃんとした?商業的な絵になった。

話は、何かこう、今風の話というか・・みいちゃんが危なっかしくてヒヤヒヤするけど・・(キャバクラの客と本名でLINE交換したり、住所も言っちゃったり)。

山田さんと同じ気持ちになって、みいちゃんから目が離せないっていうか・・。

そんでこの先はどうなるのって気になりすぎて、ドンドン読んでしまう。。

絵がかわいいのに、内容がどことなく不穏で引き込まれるんだよなあ。。

そうだ、このマンガって最初のつかみがすごいと思う。

いきなり、「え?そんな壮大なネタバレの結末から始まるの?いいの?」って感じで。。

とりあえず「かわいい×不穏」という不思議な食い合わせみたいなマンガです。。

『みいちゃんと山田さん』
・絵はかわいくて話は不穏。
・先が気になってめっちゃぐいぐい読んでしまう。
・今風の社会とか心の闇がうまく描かれてるなあと思う。

250507

【ネタバレ感想】マンガ『パリピ孔明』ゆるたので三国志ネタも楽しい。

マンガ『パリピ孔明(こうめい)』
原作:四葉夕卜(よつばゆうと) マンガ:小川亮(おがわりょう)

どんな話?→中国の「三国志」時代の天才軍師、諸葛孔明(しょかつこうめい)が、現在に転生してくる話。歌手を目指す女の子EIKOと出会って、彼女の歌に感動し、もっと世に広めたいと、軍師の力でプロデュースしていくストーリー。

かるーく、ゆるーく読めて、楽しい。
三国志ネタも音楽の話も面白い。

(ネタバレ感想)
全体にかるーい感じだから、気負いなく、ゆるーく読めていいかなと思う。

諸葛孔明の現代への転生モノだから、最初はそこのドタバタで面白い感じなのかなーって思ってたんだけど、音楽の方の話自体も面白くなってきた。

歌手をめざすEIKOの音楽業界の話とか、だんだん売れていったり、邪魔されたり、でも歌の力でうまくいったりだとか。どんどん先が読みたくなっていく感じ。

「あるある・・」って思ったのは、孔明がEIKOのライバルの歌を聴いたときに、確かにうまいけど・・心に響かないって感じで、そういうことあるよな~と共感してしまった。歌って、単なるうまさじゃない、心に響くかどうかだよね~って。。

あと「三国志」ネタもいっぱい出てくるから、三国志好きな人にもいいと思うし、でも三国志知らなくても全然楽しめる。

私も最近歴史に興味出てきたとこだから、フフッて分かるとこもあるけど、まだまだ分かんないネタもいっぱいあるって感じです。

『パリピ孔明』
・ラクーにかる~く読めてイイ感じ
・『三国志』のこともいっぱい知れて楽しい
・音楽の話もおもしろい

250506

【ネタバレ感想】マンガ『落花生』。どこまで堕ちていってしまうのか…

マンガ『落花生』折田洋次郎

(ネタバレ感想)
人が他人に対して心がない感じ、人を人と思わずスキャンダルを面白がる感じが怖いなと思った。

特に最近ネット全盛、SNS全盛で、それがより下世話になってきてる気もする。。

元々持っているだろう人間の醜い部分が、より表面化してきてるように感じる。

自分も聖人君子なわけではないけど、、できるだけ気を付けたいなと思う。。

 

物語的には、主人公がどこまで堕ちていってしまうのかハラハラしたけど…

何とか最後は救いがあってよかった…。

先生があの子を虐待から助けられたわけだし…。

元同僚のおっちゃんの電話の感じも、よかったなー。。言葉も救いだった。。

そっか。。奥野くんはネットにあげたわけではなかったんだな…。

でもほんとに人の口に戸は立てられないっていうけど…こわいな。

240105

【ネタバレ感想】マンガ『ゴールデンカムイ』土方さんがただひたすらカッコよかった。。

マンガ『ゴールデンカムイ』
(ネタバレ感想)

 

『ゴールデンカムイ』26巻

土方さーーーん
好きーー。
男子の向こう傷
かんたろうのキラキラした「はいっ」分かるぅー。

刀が似合うよねホント。。
土方さんて刀そのものみたいな人だよな。と思う。

牛山さーん、ホントに踏んづけてくれたー。
俺には観音様なんだよ、のとこ、かっこいい!


『ゴールデンカムイ』31巻

全31巻、ついに読み終えた。。
はあ。。よかった。。

長い旅が終わってしまったのは少し寂しいけど・・またここから新しい旅が始まるんだな。

 

推しの土方さん死んじゃったーー。ううーーツラー。
切ないよーー。

覚悟はしてたけど、、生きててほしかったなー。。

しかしこのマンガの「新選組・土方さんが実は生きてた」っていう設定自体が優勝してるよね。

すばらしかった。。

その設定が物語を通してずっとワクワクさせてくれた。

いやあ、しっかし土方さんは、最初から最後までカッコよかったなーーー。

夏太郎(かんたろう)がキューンってなってついていくの分かるよー。
私も同じ気持ちだよー。

最後、夏太郎が自分の額の傷を人に見せながら「土方さんに、男子の向こう傷だって言われたー」って自慢してたのがすごいよかったな。。

ウン、ウン、分かるよ。。自慢したいよな。。よかったね。。

 

私が好きなとこは、、

尾形と銃撃戦やりあってたとき、土方さんが相手の方に一人で突っ込んでいってバッサバッサ切ってたとこ。。

あれ、カッコよかったーー。

みんなに指示出しながら、一気にまとめて、しかも自分が突っ込んでいくって、何それ、かっこよすぎーー。

そりゃ夏太郎も心撃ち抜かれるわー。

 

きっと若かりし新選組時代もそうやってたんだろうなー、、

そんで心撃ち抜かれた若者がたくさん付いていってたんだろうな~・・と容易に想像が付く。。

 

あと、銀行の壁ぶっこわして、兼定取り返したとこもシビレタよねーー。
まー、刀が似合う似合う。

銃もいいんだけど、やっぱ刀だな。

土方さん自身が刀みたいな人だなと思う。
美しく、強い。

あと好きなのが、そんな大事な刀、兼定でチタタプやってあげてたとこー。。

やっさしー。。

チカパシひざに乗せてあげてるし。
癒しーー。

永倉さんが汗かいて、ひえー・・って感じで見てたのが笑った。

 

231105

 

【ネタバレ感想】漫画『だんドーン』1巻 面白かったー。好きな感じー。ゆる・シリアスのバランスよき。

『だんドーン』1巻 泰三子(やす みこ)

警察マンガ『ハコヅメ』の作者さんの幕末歴史モノ。

(ネタバレ感想)
面白かったー。好きな感じー。
これはこれからタノシミ。

笑いとシリアスの塩梅がちょーどいい感じ。
歴史も勉強になるし。

笑いがいちいちツボだったわ。。

西郷さんの目が黒目が多くて馬みたいで怖いとか。
「密命の声量」とか。

フフっ・・てなった。

歴史ものなのに、めちゃ現代風なとこがよかった。

南紀派VS一橋派っていう将軍のあとつぎ問題を「おっちゃんたちの推しの戦い」みたいに言ってくれるから、分かりやすかったし。

二重スパイになるよう説得するとこも笑ったな~。

231102

【感想】マンガ『春はあけぼの殺人事件』コメディ系で歴史もいっぱい。私得で面白かった~。

マンガ『春はあけぼの殺人事件』大和和紀

(感想)
マンガ家の大和和紀さんが好きで、いくつか作品を読んでるんだけど、こないだ買った『春はあけぼの殺人事件』も面白かった。

清少納言が探偵のように活躍して事件を解決する物語で、ちょっとコメディタッチでもあり、歴史史実もたっぷり入ってるという、私得な作品でした。

清少納言のダンナさんの橘則光との軽いやりとりがよかったな。いい関係なんだよね。離婚しちゃうんだけどいい友達みたいな。

あと清少納言がお仕えしていた中宮の定子様とか、かの有名な藤原道長なども出てくるので歴史的にも楽しめた。

たった1話の読み切りなのが残念。
連載で読みたいぐらい。

平安時代の歴史とか言葉とかを調べながら読みました。大和さんのマンガは歴史的に色々と詳しいから、読んでてとっても面白い。

「唐衣(からぎぬ)は一番上に着る衣のことか~。。」とか

「萌黄色(もえぎいろ)ってきみどり色のことなんだー。。」とか。

「伊周(これちか)って誰だっけ・・あ、中宮の定子さんのお兄さんか~」などなど。。

 

そういえば来年2024年の大河ドラマは紫式部で平安時代だ。『あさきゆめみし』読み返さなくちゃ。

衣装がカラフルだといいな~とか、宮殿のセットはどんな感じなんだろう~など、今から映像美が楽しみ。

それまでに藤原家の家系図を覚えておきたいな。。

 

で、マンガの後半は「レディーミツコ」というまた違うお話でした。

明治時代の女性の話で、オーストリアの男性と国際結婚した方の物語。

絵柄はザ・少女漫画!って感じで、懐かしい感じ。話は全体的にちょっとシリアスめ。

これはこれでまた違った趣でよかったです。

230425

 

【感想】コミックエッセイ『私でも家買えますか?』いろんな家が見られて楽しい。

コミックエッセイ『私でも家買えますか?』七尾ゆず 全2巻
シングルマザーの作者が家を買うために奔走する!

(感想)
家買うこと考えるのって楽しいんだよね~。内見とか行くの楽しいし。

マンガの中でもいろんな家を見に行くので面白かった。勢いもあって笑っちゃった。

しかしナナオさん、節約がんばっててエライな~。。

女手一つで生活大変だろうに、貯金が700万円ってすごいなって思った。。

普通の貯金500万円に加えて、教育資金200万円貯めてらっしゃるとか。すごい。えらい。

マンガの年収も200万から400万円オーバーと右肩上がりだそう。

前のマンガの『おひとりさま出産』のころから読んでるから、何かよかったね~って思った。

母は強し。

230126

【感想】『漫画版 徳川家康』文学的表現が美しいな~と思う。

『漫画版 徳川家康』横山光輝

(感想)
面白かった。家康のことが詳しく知れてよかった。

横山光輝さんの絵がかわいらしくて好きなので、読みやすかった。ふりがなを打ってくれてるのでありがたい。

丁寧に家康の物語を紡いでくれている感じがした。大河ドラマ『どうする家康』を見ながら比べて読んでみたい。

大切に手元に置いて、これからも何度も読み返すだろうなと思う。

家康がよく家臣に怒られたりしているのが笑っちゃった。家康にはそれを許す度量の広さがあったのかな~とも思ったり。。

あと、文学的な表現が時々出てくるのがよかったな~。

始めはお大を警戒していた広忠が、ついに心を許して一夜を共にするときの一文

「春陽(しゅんよう)はついに花を抱くらしい」

何か渋いよね。。表現が。
麗しくて、美しいな、、と思った。

230126

 

【感想】マンガ『応天の門』在原業平が渋い・・好き!

マンガ『応天の門』灰原薬

(感想)
めっちゃよかった!
前から気になってたんだけど、買ってみたら大当たり!だった~。

嬉しいな~。。いいマンガに出会えて。。
少しずつ、ゆっくり買いながら読んでいこう~。

とりあえず声を大にして言いたいのは・・

在原業平(ありわらのなりひら)が渋い!カッコイイ・・!好き!

何か憎めない、いい人。
あれは、男女問わずみんなが好きになるね~。

あとなんか絵が全体的に好きー。素敵。。
女性がすごく色っぽい。唇が艶っぽい。

あと、悪いオジサンたちが、それぞれ個性豊かで何かいい味~。。

 

ストーリーも面白い。

在原業平と菅原道真の2人が事件を解決していくんだけど、このコンビの感じがいいなー。

色好み(女好き)な、お茶目なオジサンと、秀才クールな少年て感じで。

 

歴史の勉強にもなる。

藤原良房(よしふさ)が「初の摂政」っていうの、これで覚えられた。

孫が天皇になったけど、まだ小さいから良房が摂政になったんだね。

この孫が清和天皇だな。清和源氏の人だよね。武士の源流になっていくっていう。

そんで良房が養子にした息子の藤原基経(もとつね)が「初の関白」になった人と。

マンガで絵があるとね~歴史って覚えやすいよね~。

しかもこの漫画、キャラが立ってるからさらに覚えやすい。
いいわ~。。

まだ3巻だけどこれからがめっちゃ楽しみ・・。

221120

 

【ネタバレ感想】『ゴールデンゴールド』9巻 ぼんやり及川君が好きだから戻ってほしいな。。

『ゴールデンゴールド』9巻。

(ネタバレ感想)
今イチバン続きが気になるマンガ。。めっちゃ好き。
はあー。。一気読みした。。

及川君にヒトノカミがついちゃったから、しっかりしちゃって。ちょっと残念。あのポヤーっとした天然君が好きだからさ。。波見てトリップしてるような。

早く元に戻ってほしいな。。でも割と冷静だよね。

 

ワナちゃんお父さん~~。。!!ああーーー。。

家族3人で座ってるあのシーン声出たわ。「ああっ・・!」って。

すんごいリアル。。と思ったのが投資の説明受けるとこ。。

「私は騙されないですよ、情報弱者ではありませんよ、ちゃんと調べてますよ。」っていう生半可なタイプの人ほど騙される・・っていう。。

何かすごいなあ。あの描写。。

 

あと及川君にひっさしぶりに会って、後ろから声かけられたときのルカちゃんの頬の赤らみ。。うう。。切ないよ~。

あの表情すんごい、いいなあ。。眉がキュッてなってるの。。すばらしいなあ。。

話聞きながら「声がいいなあ」とか思ってるのとか。

中学生、あ、もう高校生の年か、が、なぜこんなにガマンしなくちゃいけないのか。。かわいそう。。もういいじゃん、くっついちゃいなよ~と思う。。

211124

 

【感想】マンガ『信長の忍び』ゆるかわ時々グッとくる。

マンガ『信長の忍び』

(感想)
最近歴史ものが好きで・・ハマってるのが『信長の忍び』。

基本四コマのギャグ漫画で笑える感じなんだけど、たまにグッと泣けるシーンもある。。いいんだよね。。

歴史の勉強にもなるし、人間ドラマも丁寧に描かれてて、登場人物がみんないい人。カワイイ。

信長と家臣の絆がいい。好き。チームワークいいな~って思う。忠誠心がアツい。信長も優しいし、かっこいい。

忍びの千鳥ちゃんの信長に対する思いも、忠誠心、尊敬、プラス少し恋のような。。微妙な感じがまたいい。

比叡山焼き討ちのところは泣ける。。

戦国時代だから下剋上とか裏切りとかで殺伐となりそうなんだけど、なんか全体的にゆるっとしてて、でも締めるところは締めて。バランスがすごくいい感じ。

ちゃんと史実に基づいてるから、歴史のこと知れるのも面白い。

信長に関してはこのマンガでだいぶ詳しくなった。

今最新刊が18巻まで出てるけど、この先の本能寺が読みたいような読みたくないような。。

みんな仲いいから想像したくない。。

あんなに信長様のことが好きな千鳥ちゃんはどうなるの・・?どれほどの絶望になるのか・・。。

帰蝶はどうなるの?って考えるとつらー。。

 

211019

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(追記)
『信長の忍び』22巻 2025/01/29発売

 

【感想】マンガ『ここは今から倫理です。』たかやなの授業受けたいんですけど。

マンガ『ここは今から倫理です。』

(感想)
とりあえず高柳先生、たかやなが色っぽい。。

もしこんな先生いたら授業に集中できなさそう。。ずっと見とれてしまいそう。。

 

そんで「倫理」の話が面白い。

ムズカシイんだけど・・知りたいというか、知的好奇心を刺激されるというか。。

 

かたーーい何か固形物をガブッと噛んでみたけど、まあ、固くて。。歯が立たなくて。。

でも何か今までに食べたことのない味がしたから、やっぱり気になるから、、ちょっとずつ食べてみたい。。

そんなマンガ。。

 

最近はノート取りながら読んでる。私もたかやなの授業に一緒に出てる気分だよ。。

出てきた哲学者の名前とか思想をノートにメモっておいて、あとで高校の参考書で調べてノートに書き足してる。。

まだほんの一部をのぞいただけなんだろうけど・・倫理って面白いな~と思う。。

 

生きるヒントだね。

210929

 

【感想】マンガ『ヒストリエ』エウメネスの恋はいつも切ない。。

マンガ『ヒストリエ』

(感想)
ヒストリエは何回読んでも面白い。。

エウメネスの恋はいつも切ない。。

エウメネスが、巻を追うにつれて段々少年から青年になっていくのが、何かドキドキする。。かっこいい。。

いつもはゆるいのに、たまにスイッチ入るのが、いい。


しかしヘビの丸呑みに何ページ使うねん。

 

210926

 

【ネタバレ感想】『明日、私は誰かのカノジョ』8巻。萌ちゃん~~。。あ~~(葛藤)

『明日、私は誰かのカノジョ』8巻

(ネタバレ感想)

はあ。。よかった。。
萌ちゃん。。

せっかく体張って稼いだ130万使うなよ〜〜と思った。。ハラハラした。
自分のために置いときな〜。。大事に使いなよ〜。。と思った。。

・・いや、違うか。。

一晩で使うため、貢ぐために、おのれで、それこそ「体張って」稼いだんだからな。。

何に使おうといいんだよな。。

だけど〜。。んあ〜。。(葛藤)みたいな感じで読んでた。


このマンガって女の子がすごい闇落ちするけど、最後はかろうじてハッピーエンドというか、、その子なりの希望を持って終わるから、、そこが何かいいよね。。


心が一応落ち着く。。読み終わって、はあ〜〜ってなる。

カタルシスっていうんだっけ。。


それにしても楓はすごいテクニックやったんやな。。あれは演技というかテクやったんか。。そりゃそうだな。。ホストなんやもんな。。

って、私もしっかり騙されとるやないかい。。

 

ゆあてゃは、、何とかどこかに着地してほしいな。。

いい人に出会うとか、何らかの仕事に出会うとか。。何でもいいから幸せになってほしいが。。うう。。

210921

 

【ネタバレ感想】マンガ『かくかくしかじか』深く心地よい読後感。。

マンガ『かくかくしかじか』東村アキコ

(あらすじ)
マンガ家・東村アキコさんの自叙伝エッセイコミック。恩師の先生との物語。

笑えるし、じんわりする。。
いい話。。

(ネタバレ感想)
久々に読み返した『かくかくしかじか』。
はあ、、よかったあ。。
胸に迫るものがあった。。

先生の、竹刀でど突きながらのスパルタ絵画教室は笑っちゃうし、とにかく真っ直ぐな人、、って感じで、背筋が伸びる思いだった。。

アキコが漫画家になるまでも面白いし、漫画家になってからの修羅場ストーリーも面白いんだよな〜。

好きだったのは、アキコが受験落ちた時に、瓶ビール飲ませてくれたとこ。何かあのシーンいいなあ。。好きだわ。

あと、絵が描けなくなった時に、先生が家まで来てくれて、スパルタが久々に炸裂したところ。

笑いながらも、ジーンとしちゃった。。

あと、焼酎置いて帰ったの、切なかったな〜。。

でも、アキコの気持ちも分かるんだよなあ。

あの年頃って、何か衝突するもんね。。
自分も父親とのこと思い出して、ちょっと切なくなってしまった〜〜。

そして何よりも一番良かったのは、やっぱり今ちゃんが最後に語ったシーンだなあ。。うう。。

【感想】マンガ『ギャラリーフェイク』フジタが好き。

マンガ『ギャラリーフェイク』

(感想)
最近『ギャラリーフェイク』にハマってる。
フジタがとても魅力的。

一匹狼、妥協はしない、アットホームが苦手、なあたり、とてもよい。
でも実は情がある。優しいのがまたいい。

アート、芸術についての深い知識と、社会、政治などが絡んでいて、一話一話が深く濃い。

一話完結なのもいい。
毎回、古今東西あらゆるテーマが広く読めて面白い。教養欲をそそられる。

そして何よりいつもそこに「人間ドラマ」があるのがいい。ジーン、、とすることも多々ある。

日々一生懸命、愚直に「働く人」に焦点が当たるのも好き。。
メットの裏方さんの回とか良かったなあ。

レギュラーメンバーの中では、フェイツィが好き。。美しく艶やかな宝石泥棒。

フジタとの関係性もいい。

馴れ合わない。けれど、認め合ってる。いざという時、本当に危ない時は、お互い助け合う、みたいな。

ルパンとフジコちゃんみたい。

 

あと三田村館長との関係性もいいね。フジタが館長に怒られて、いつも喜んでるのが面白い。

館長が酒飲みなのもいいね。

210125

 

 

【感想】マンガ『メタモルフォーゼの縁側』5巻 物語の最後に向けて切なさが加速していく。。

『メタモルフォーゼの縁側』最終巻5巻

(感想)
すごくよかった。。

切なかった〜。ラストに向けて切なさが加速していって、読みたくない〜、終わりたくない~っていう気持ちになった。

雪さん〜行かないで〜っ。。っていう気持ちになったよね。。

でも何か大げさじゃなくて、さりげないのがまたよかったなあ。。
ジーンとした。。

全体を通して、雪さんのざっくばらん感がすごく好きだったなあ。。

お菓子ホイって投げたり、「貸した本、もしかしたら表現があまり好きじゃないかもしれないです」ってうららちゃんが説明したら、いろいろ察してOKってサインやるとことか。

あとうららちゃんの、色々考えすぎちゃうとこもよく分かるなあ。。って感じで。。

貸した本いまいちやったかなあ、、とかさ。

実写映画化されるそうで、あ、いいかも〜。この物語は実写化向いてそう。
見に行こー。

 

あと、読み終わって、タイトルがめちゃいいことに気付く。。

「メタモルフォーゼ」はうららちゃんの変容でもあり、雪さんの変化でもあり。全ての人が変わっていくことを表してるようにも思う。

それに「縁側」っていうのが、ほっこり雪さんぽい。2人がゆっくりリラックスできる場所。そこで楽しそうに話してるイメージ。。

物語が終わってから気付くこのタイトルの秀逸さよ。。

210113

 

【感想】マンガ『火の鳥』マサトの「未来編」の壮大な話が好き~。望郷編、復活編、異形編も。

『火の鳥』手塚治虫

(感想)
『バーナード嬢曰く』というマンガの一コマで『火の鳥』の何編が好きか話すシーンがTwitterで話題になってまして。。

久々に『火の鳥』を読み返しました。

面白かった・・!!

私は「望郷編」が好きでした。
頭からツノが生えてる種族が、かわいいし素朴で好き。。
コム、いい子だな。。

目と耳がない代わりにその触角で感じるんだけど、「女王様に会うときちゃんとした格好していきなさい」って言われて、「人間ってめんどくさいな」みたいに言うのが面白いなーと思った。

感覚の違い。

人間は目で見ることに重きを置いてるけど、コムは触覚だから。
逆に言うと「その服は手触りが悪いからやめときなさい」って言われてるようなものか。

 

最後、宇宙商人が「欲」を持ち込んで、国がズタボロになっていくのが「ああ・・」ってなる。。

 

あとやっぱり「復活編」かな~。。ロビタの話は深面白い。。

人間とロボット、AIとか。
これを何十年も前に描いてるのが手塚治虫氏ってやっぱスゴイよね。。

 

あーー「未来編」もいいよね~~。
マサトが神になるのが壮大過ぎてクラクラする。

マサトが一人になってからのあたりの話が一番火の鳥っぽい気がする。
生きるって何、命って何的な。。

 

あと何編だったか、平清盛が意外といい人に描かれてるのが面白かった。
だいたい歴史漫画で出てくる時って、悪いイメージだから。

 

あと「異形編」も好きだなー。
妖怪がどんどん来るやつ。時間が何度も繰り返すやつ。。

ということで・・ダメだ一つは選べない。。全部面白かった。

200430

【感想】マンガ『海のオーロラ』エジプト時代のレイとルツの愛の物語が好きだなあ~。。

『海のオーロラ』里中満智子

(どんな話?)
「生まれ変わって愛を貫く」というテーマで、色んな時代、国で展開される物語。ムー大陸、古代エジプト、卑弥呼の頃の日本、ナチ時代のドイツ、未来など。。

(感想)
久々に読んで面白かった~。。

私は最初の古代エジプトの話がやっぱり一番好きかな~。重厚で面白いのよね~。

レイもこのときが一番かっこいいし。知的でクールで。でも情熱は心に秘めていて。。このときのレイとルツの愛の物語が好きです。

エジプト編は歴史的背景も面白いし、物語も愛だけじゃなく男の友情とか、親子愛とか、あと人が持つ信念の強さとか、いろんな人間ドラマが丁寧に描かれてるんだよね。

文庫本だと全6巻。前半4巻までが古代エジプトの話。

そういえばトトメス3世って聞いたことあるよな~。。

 

次に好きなのは、ドイツ編かな。

ちょっと現代に時代が近すぎるし、テーマが重いから読んでて辛いんだけど。。でも、読み応えというか、深い読後感がある。。

どう生きるか、みたいなこと、考えさせられますわ。。

181130

 

 

【感想】マンガ『天上の虹』額田王はいつまでも憧れのお姉さん。読みだしたら止まらない。

『天上の虹』里中満智子

(感想)
『天上の虹』読みだしたら止まらなくなった~。。里中満智子さんの飛鳥時代の歴史マンガ。いやあ~面白いわ~。。

始まりは645年大化の改新の頃の話。「中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)」とか「白村江(はくすきのえ)の戦い」とか「百済(くだら)」とか、昔歴史の授業で習ったな~ていう名前がどんどん出てくる。。

確か子供の頃に読んでた時、額田王(ぬかたのおおきみ)が好きだったんよね~。。美しくて理知的で憧れのお姉さんって感じで。

今回何十年ぶりに読んで「あーー額田王、覚えてる~~」ってなって懐かしかった。。

今読んでも好きなキャラだったわ。。人の好みってあんまり変わらないんだな~って思った。

181113