『特上カバチ!!』ネタバレ感想。
『ナニワ金融道』は町金の話だからドロドロヒリヒリだけど、『カバチタレ』はもう少しソフトで人情よりな感じがする。行政書士の話で、絵もまだ少し柔らかいし、何より事務所のメンバーが仲がいいのが好きだ。でもどっちも好きでおもしろい。
(以下ネタバレあり)
『カバチタレ』で私が毎回泣いてしまう話は、『特上カバチ!!』13巻、14巻。おじいちゃんが酒屋の商売を続けたいけれど、ちょっと物忘れが多くなってきて、息子夫婦がもうやめさせたいっていう話。(こういうちょっと頑固なおじいちゃんモノに弱い。。)
でもそのおじいちゃんにとっては人生をかけてきた店だから、年を取ったからってそう簡単にやめたくない。。必死でふんばる。
だけど、やっぱりうまくいかないこともいっぱいあって、携帯ショップでさんざんややこしいこと言われて、よく分からなくて、何とか契約できたのに買ったばかりの携帯をどぶに落としてしまうという。。
もうね、だめ。。いっつもここでぼろぼろ泣いてしまうのよ。。うまく行かんことあるよな~・・何か裏目裏目に出ることって~・・って感じで。。
で、さんざん息子夫婦と衝突してしまうんだよね。。意地の張り合いみたいになっちゃって。。
で、結局そのあとおじいちゃんは亡くなってしまう。。
最後におじいちゃんが亡くなったあとに出てきた遺言の中に「自分と似てるから衝突することが多かったけれど、自慢の息子。」っていうのがあって、もうダーッと、いつもここで涙腺が崩壊状態に(; ;)・・。
けんかすることも多かったけど、「自慢の息子だ」って思ってたんだね。。そっか、そっかー。うう。。泣くー。
101117