【感想】マンガ『夢なし先生の進路指導』笠原真樹
進路指導で生徒の夢を全く応援せずに、現実を見せてぶった切る先生。それはひどいことなのか、それとも救世主なのか。。っていう話です。
声優、アイドル、棋士、いろんな業界のリアルというか裏側の感じが描かれてて、ヒリヒリします。。
(4巻の帯コメントがたけしさんでびっくり。たけしさんマンガ読むんだーと思いました。)
まあ、先生がいくら説得しても、生徒は若いし、夢いっぱいだし、言うことを聞かずに夢を追っかけてしまうんですよね。
そしたら、最初はいいんだけど、やっぱり段々うまくいかなくなってきて。。
若い時には失敗する未来は見えないし、自分は成功すると思い込んでる。だけどほとんどの人は成功をつかめず終わっていく。
そのうまくいかなかったときに、やり直せるか、人生を立て直せるかっていうのは、結構大事なことなのかもしれませんね。。
ただ、先生の言うことも分かる一方で、挑戦してみたいっていう生徒の気持ちも分かる。。
挑戦せずに後悔が残るのも嫌だしねえ。。
けど、人って反対されたら「そしたら、絶対にやってやる!」的に余計に燃え上がるみたいなとこもあるし。。
「それは本当にやりたいことなのか?意地になってるだけじゃないのかい」とか思いつつ、ハラハラしながら読んでます。
250603