【感想】マンガ『天幕のジャードゥーガル』著:トマトスープ

モンゴル帝国の歴史、文化、いろいろ知れて深面白い
ちょうど今私世界史を勉強してまして、当時のイスラム文化とかモンゴル帝国のこととか、たくさん知ることができて楽しいです。
舞台は13世紀のモンゴル帝国で、イランから奴隷としてモンゴルに連れてこられた少女が、知性や教養を使って生き抜いていく話です。
「ジャードゥーガル」は「魔女」の意味だそう。
物語としては争いがあるから、どうしても悲しかったり、シリアスな場面もあるんだけど。。
それでもそんな中で、この少女シタラがこの先どうなっていくのかな~って興味をそそられる感じです。
絵柄はカワイイ独特な感じ。
あと、ちょいちょいセリフが今っぽかったり、センスあるな~って感じでフフッと笑えるところもありです。
主人公の少女ステラの「何で勉強するのか分からない」っていう問いに対する、ムハンマドぼっちゃんの答えがよかったな。
そこを読んだときに、「あ、このマンガ読み続けよ」って思ったんですよね~。。
歴史好きな方とか、深おもしろいのが好きな方におすすめです。
250604
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2025/5
コミック 5巻発売
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著者のトマトスープ先生が推している「バットゥータ先生のグルメアンナイト」も面白かった~。